タイ古式マッサージのトークセンは肩こりや腰痛にも本当に効くのか?ただ、ハンマーを使って叩くのが派手でパフォーマンスではないのか?そういった点を解説していきます。
プロが感じたトークセンの魅力
私が最初に効果をどのように予想して、現在どう捉えているのかを説明します。
受けた事が無い多くの人が、叩くというイメージから、打撃的な刺激を想像していると思います。
私も実はなかなか想像が難しくて、カイロプラクティックのアクティベーターという器具のような矯正の効果があるのではと思っていたものの、アクティベーター自体も受けた事が無く、実際の感覚はイマイチ想像がつきませんでした。
購入して受けてみた結果
初めて受けてみた感想は、「ああ、これは振動だ。」という感じです。マッサージや指圧系の施術も受けた事がありますが、それらとは違い、筋肉がほぐれる心地良さや痛気持ち良さはありません。(最終的には気持ち良いのですが…)
カイロプラクティックや整体のような感じとも違います。
無理やり口で説明すると、「振動によるピンポイントの矯正」でしょうか。カイロや整体も矯正ですがここまでピンポイントではないし、鍼やお灸はピンポイントですが、圧や振動はありません。
「じゃあ、どっちつかずの半端な施術って事?」いや違います。
施術者として使ってみた感想
最初に確信できたのは、いつもの私の施術では絶対に無い刺激を与えられるという事です。人は同じ刺激に慣れます。予測されてしまうと、筋肉がほぐれづらくなります。毎週私のお店に来店して、60分コースを受けていたら、残り10分の辺りでは慣れ切っているので、どこをほぐされていても気にしていない状態になっている事がほとんどです。リラックスしていて良いとも言えますが、任せきってしまって、自分の身体の観察をしなくなってしまうのです。だから途中で刺激を変えたいと思っていましたし、更に効果を出したいと思っていました。
施術で最終的に引っ掛かるのは関節周りの奥の力みです。本来はそこは運動やセルフケアでゆるめるものだとは思っています。
しかし、せっかく来店されてほぐすとなれば、なるべく奥にもアプローチをして効率良くほぐしたいものです。
トークセンを使うと、振動でいきなり奥にアプローチできます。
これで施術の幅は飛躍的に広がりました。
肩こりや腰痛への効果について
肩こりや腰痛はトークセンで治るのか?効果はどうか?これが気になるところだと思います。
治るとなると医学的な意味になるので、治るとは言えません。
ここが結構重要な点で、施術家で治ると明言している人は自信を持ち過ぎています。
「治ると言い切って欲しい。言い切れるような人の施術を受けたい。」という気持ちは分かりますが、その気持ちは抑えて下さい。
それを踏まえて、トークセンは筋肉のほぐれには良いと思いますし、奥のコリへのアプローチも抜群です。振動により意識が向きやすくなります。
何でも治る特別な施術は無い
これを見ている方は、肩こりや腰痛で悩んでいて、藁をもつかむ気持ちかもしれませんし、その為ならいくらお金を払っても構わないとすら思っているかもしれません。
しかし、一旦立ち止まってみて下さい。完璧な施術はありません。やれる事をやる。それがまず第一歩です。
適度に運動をして、バランスの良い食事を摂り、睡眠時間は7時間。しっかり休んで、タバコや酒は控える。
この状態で、トークセンを受けて感じれば、自分の身体にどう作用するか分かるはずです。
不摂生をして感性が鈍い状態では効果が分かりません。
「いや、鈍いからこそ施術が必要なのでは?」
確かにそうです。しかし、自発的に感性を高めようとするかしないかで大きな違いが出ます。肩こりや腰痛を本気で良くしたいのに、自発的なアプローチによる改善を一切シャットアウトしてやる必要はあるのでしょうか?
長年の肩こりや腰痛の為に多角的なアプローチが必要です。その点ではトークセンは非常に優れています。それは他では無い刺激だからです。
指や手でほぐす手技と合わせれば、多角的アプローチができます。
一旦まとめると、
・本人が自発的なアプローチをする
・高い感性でどの施術が合うか、どの生活習慣が合うか取捨選択し続ける
・施術家によるアプローチを受ける
・各種施術にトークセンを合わせた多角的施術を受ける
このようなやり方で自分の身体の解明が必要なのです。
トークセンの効果についてまとめ
私が感じたトークセンの利点は「振動によるピンポイントの矯正」です。
他には無い刺激なので、マッサージや整体の施術と合わせて、多角的なアプローチをする事でよりほぐれやすくなると思います。
ただし、治療効果があるとまでは言えません。
あくまでも自身の体調管理が根底で、いかにトークセンが良い施術であってもそれだけで治るものだと思ってはいけないと思います。