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トークセン愛好家の方や、トークセンをこれから導入しようとしている方の中で、まだウオルナットの凄さが伝わっていないようなので、今回はウオルナットのトークセンについて解説していきたいと思います。
ウオルナットの人気は世界一!トークセンとしては・・・
ウオルナットは世界の三大銘木の一つで、一説によれば人気は世界一と言われています。しかし、トークセンの界隈ではあまり知られていないようです。
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2022年9月現在、128000円です。この大きさでこの値段です。しかもこれでもウレタン塗装です。蜜蝋ワックスやオイル塗装であればもっと高額でしょう。
これよりも安いものは大抵がはぎ合せか、ウオルナット色を謳い、他の木材に黒い塗装をしただけです。本物のウオルナットのテーブルならこれだけの価格が付くのです。
ところが現在売られているウオルナットの日本製トークセンは、紛れもなく本物です。更にヤスリは2000番まで使って削り、天然の蜜蝋ワックスで仕上げています。
完全なプロ仕様、芸術の域です。
ウオルナットのトークセンは実用的か?
重要なのは実用性です。ウオルナットのトークセンの性質をこれから解説します。
重量はトークセンとしては軽めです。弱打ち、連打用です。
扱いやすく、使用する分には非常に素直な素材です。
(加工の際、特にヤスリがけの時は非常にじゃじゃ馬感が出ます。綺麗に削るのが大変です。)
タモやメープルの様に激しく振動するタイプではありません。黒檀を軽くした感じでしょうか。
しっかり振動を入れたい場合は黒檀で、痛がりの人相手の場合や、連打の際はウオルナットというように、同じ色の黒檀と使い分けするのも良いと思います。
色の統一感を出すとインテリアとしても美しいですよね。
使い分けというのは導入時の課題だと思います。現時点でトークセンはまだマイナーですが、細々と続けているトークセン暦10年以上の猛者は沢山います。
そんな方々と同じ道具で真っ向勝負をすれば技術で見劣りするのは自明の理です。
道具の使い分けによってその差を埋めると同じ土俵で戦えます。
道具による優位性は非常に大きいです。
現在、トークセンのプロの大半は、包丁一本だけで魚をさばいている状態です。でもとても優秀なので出来てしまいます。
それならあなたは、出刃包丁と柳刃包丁を使い分けてさばきましょう。道具の優位性により、良い勝負ができると思います。
そのような感じでトークセンも重さや、振動の強さ、リム(杭)の形で使い分けて勝負しましょう。
とにかく今です。
アンテナを張っているセラピストは、様々な素材のトークセンや、様々な形状のリムがあるという事にもう既に気付いています。
しかし、保守的な場合が多いので、まだ昔からのプロが導入を始めるのに1.2年はかかるでしょう。
最近始めた方はその一歩は踏み出しやすいと思います。きっとあなたは誰も見付けていない手技や、特殊な手技が好きでしょう。
だからこそトークセンというまだマイナーな手技に踏み出しているのですから…
ウオルナットのトークセンまとめ
今回はウオルナットのトークセンについて解説しました。
・ウオルナットという木材自体が世界三大銘木であり、
世界一の人気を誇る高級木材です。
・見た目や手触りはさすがの逸品で素直な美しい素材です。
・トークセンとしては軽く、連打や弱打ちに適しています。
基本的にトークセンには硬い素材の方が合っているという風潮がありますが、疑問に思っています。
私は素材や形状を含めて50種類は使ってきました。
これから導入しようとする人は、鍼灸師もいますし、カイロプラクターもいます。マッサージや整体系の人もいます。新規導入で一番多いのは柔道整復師です。
タイ古式マッサージの人は限りなく少ないです。
この状況で一概に硬い素材がベストと言い切れるでしょうか?
施術のスタイルやメインの施術との整合性などで全然変わってきます。
トークセン選びは、ぜひ施術スタイルに合わせて決めて下さい。