肩こりと長年の付き合いで、マッサージや整体を受けてもまたすぐに肩がこり、頭痛まで出てきて、仕事に影響が出てしまう。そんなあなたの為に、全く治らない10の原因をお伝えします。この機会に全てを改善して肩こりだけでなく、首こり、腰こりとさよならしましょう!

1.そもそも病院に行くべき事案

はい、出ましたそもそも論。病院に行くべきなのに行っていないだけ。でも、これをお伝えしたら結構喜ばれるのです。
逆に、これをしっかりお伝えしないと、病院も困る。患者さんも困る。本来は店や治療院だって「通っても治らない」という噂が出て困るんですよ。病院で治療すべきものが治る訳無いです。
マッサージや整体は、通ってもらうと儲かります。金さえ入れば良いという考えの治療院にとっては、治らない方が都合がいいのです。
そして、来店頻度が少ないから治らないんだと言います。高額な回数券を売って、週に2回も来て貰って、次回予約をその場で取って断りづらくします。
これをやられた方は、凄くお金がかかるという事と、お金をかけなければ治らないという事の板挟みになっています。
そういった理由があって、病院に行くべき時はしっかり行き、施術は月一回で収まるように提案されると、気が楽になるので喜ばれます。自分で自分を追い込む事にならないように、まずは病院に行きましょう。

2.酒・たばこの習慣

飲酒習慣と喫煙は”百害あって一利無し”です。後でも書きますが、喫煙・飲酒は高血圧のリスクを高めるので、お酒は週2回まで常識的な量に収めましょう。煙草は一切止めましょう。
こんなの分かり切っている事じゃないですか。
「肩こりは本気で何とかしたいんです。」
「では、酒・煙草は止めましょう。」
「それだけはできないんです。」
分かり切っている事なのに、こんなやり取りが良くあります。舐め過ぎです。
肩こりを止めるか、酒・煙草を止めるか二択です。というかこんなやり取りをする時点で、本気で良くする気が無いという事ですよ。わざわざお金を払って身体に悪い事をしているのですから始末に負えないです。
寝れないから酒を飲むという人は結構います。これはまず何で眠れないかという事を考えない。もしくは問題から目を逸らしています。
こういった話になると次に来るのがストレス解消という言葉です。そもそものストレスを無くす努力はしましたか?
誤魔化す事ばかりやっていると身体の感覚が鈍くなります。
ストレスを誤魔化す為に酒・煙草を使うと鈍くなるから身体の使い方は悪くなる。そして、それを誤魔化す為にまた外から誤魔化そうとする。これをやると永遠に中身は変わりませんし、幸福に生きる事から遠ざかります。感覚を鈍らせるとストレスの感知も鈍くなりますし、幸福の感知も鈍くなります。当然です。

3.高血圧・糖尿病

高血圧や糖尿病の方は、ほぐれづらい傾向にあります。これは予防しかないです。まずは意地でもならないようにする事。ただ、糖尿病は遺伝型もあるので、なってしまったら医師の指示に従う事。まあ、これも当然の事です。当然の事ですが、本当に医師の言う通りにしない人が多いです。

4.運動不足

適度な運動は必要です。最低でも週2回程度、ほどほどに心拍数が上がる程度の運動です。ここでは有酸素運動を指しています。心肺機能が低くて色々な機能に問題が出ている場合もあると思います。
これも「運動が苦手なので…」という人がいますが、
運動が苦手だからなおさら必要なんですよ

5.筋力不足

一日生活をして、身体を支えて、支障なく行動する。その為の最低限の筋力が足りていない人が多くいます。あまりにも行動をしない人は筋力が著しく少ないです。
都内で日常的に足も使わず、自転車を使って隣駅に行く事すら億劫な人が多いです。徒歩20分程度の道のりを自転車で行く事すら嫌がります。人類が大丈夫かな?と本気で思う事があります。筋力が無い人ほど筋力増加を避けます。とことん避けます。ストレッチ、ヨガ、マッサージで済ませようとします。
年を取る程に筋トレは必要になるでしょう。

6.柔軟性が無い

これは単純に可動域と思って頂いて構いません。
普通の人で全ての関節の可動域をチェックする人はまずいないでしょう。したとしてもそれが良いのか悪いのか分からないですし、悪いと言われてもピンと来ない、「でも生活はできていた」としか思いません。他人と比べ続けて生活した訳ではないから客観性に乏しいです。
そして、身体の柔軟性・可動域が無いので、行動の範囲も狭くなります。狭い範囲のままやりたくなりますし、それを変えると身体が大変なのでやりたくありません。
つまり身体の柔軟性が無いと思考の柔軟性も無くなります。
また筋トレをガンガンしている人は、なまじ筋力が上がって、負荷の重さが増えるので、尚更、必要性を感じづらいです。
「可動域?いや、こんなに力も強くなっているんだからむしろ良くなっているでしょ。」という感じの認識です。

7.身体使いの問題

身体の使い方自体が悪い場合もなかなか難しい状態です。これまで書いた要因が重なります。柔軟性があればやらないような無理な姿勢で重い物を持つ。しかも、筋力が無い。そんな状態ではギックリ腰にもなりやすいと思います。
これは普段の意識が非常に重要です。どうしたら無駄な力がかからないかと考え、感じつつ行動しなければ身体はちゃんと動いてくれません。小さい頃からずっと運動をしてきて、身体の使い方も専門的に練習してきた天才でなければ無理です。
柔軟性も無く、支える筋力も無いままに、変に偏った動きを続けたのでは良くなりません。

8.食事(栄養不足・添加物)

野菜中心のバランスの良い食事を心がけ、添加物は気を付けましょう。安さと量ばかりで選ぶと良くないです。大抵は訳の分からない添加物がたくさん入っています。
せめて品質表示は見る癖を付けましょう。
どうしても栄養を採れていないようなら、マルチビタミンやマルチミネラルのサプリを試すのもありです。ただ惰性で飲むのではなく、自分の身体に良い影響が出ているかどうかを感じつつ飲みましょう。

9.睡眠不足

私が「睡眠は取れていますか?」と聞くと、
「6時間は寝ているんですけどね。」などと答える人が結構います。6時間では少ないです。一番寿命が長くなるのは7時間というデータが出ています。現代社会は目と脳に負担がかかるので、8時間寝てもいいかもしれません。
理想は7時間睡眠で昼寝1時間位だと思います。

10.過労

最終的にはここに行き着きます。何で身体の為に行動できないのか?何でストレスがあるのか?仕事時間が長い、過労、だから時間が無い。これが結論になります。
しかし、双方の同意が無いなら残業をさせてはいけないのですよ?週40時間以上働かなくて良いのです。ちゃんと法律を調べましたか?残業前提で人生をマネジメントしていませんか?
背伸びをして無理に一戸建てと新車を、数十年のローンをわざわざ組んで買っている人も結構います。これがネックになるパターンも数多く見てきました。

まとめ

最終的に個人の人生観にもよりますが、それが決定的に健康に悪影響を与える事がほとんどです。それが本当に幸せに向かっているのかよく考えるべきです。
健康を害するのは大抵が欲です。見栄や欲そして、みんながそうしているからそうするという結論の出し方。これが本当に良くないです。まず法律でその義務があるのか?
無いならやらなくていいのです。
そして、それで自分は幸福に向かているのか?是非これを考えてみて下さい。