背中に天使の羽を作る為の施術”肩甲骨はがし”。
あまりにも肩甲骨周りが硬くて、肩甲骨と肋骨が癒着した様になっている人にはかなりキャッチーな言葉です。肩甲骨を一回取って剥がしたい位だと言う人も結構います。
それに加えて、運動科学総合研究所の所長、高岡英夫氏の理論にある立甲という言葉の流行もあり、肩甲骨はがしという言葉は流行りました。
肩甲骨はがしは、肩甲骨と肋骨の間に指を差し込んで、肩甲骨に引っ掛けて、引き剥がすようにして肩甲骨周りの筋肉にストレッチをかける整体系の施術です。

肩甲骨はがしや立甲は難しい

肩甲骨はがしや立甲は本人の柔軟性にかなり依存します。だから力みやすい人や、柔軟性に欠ける人の肩甲骨はがしは難しいです。
指は意外に厚みがあります。普段の生活で、指位の厚みが肩甲骨と肋骨の間に入っている事はまずないでしょう。
特に硬い人は入りづらいので、力技になりがちです。
そこでトークセンの杭、ライン打ちリムの出番です。
指より細くて入りやすい上に、力が入りやすいので持続するのも楽です。
先が少し入ったら、コーンで叩いてゆるめられます。ゆるんでところで更に入れます。
施術する側も、受ける側にも負担が少なく肩甲骨はがしができます。

誰もやっていない新技

私が知る限り、トークセンによる肩甲骨はがしはまだ他に誰もやっていません。施術で使えば喜ばれる事間違い無しです。
リムが入りやすい点も良いですが、入りづらい場合に叩いて振動でほぐせる事も良いです。
施術の幅も広がると思います。
是非お試しあれ。

トークセンによる肩甲骨はがしのやり方

うつ伏せ

うつ伏せの場合は、肩を肩甲骨側に持ち上げます。その状態を維持する為にベッドと肩の間に枕や膝を差し込み、肩甲骨を浮かせてからリムを差し込んでいきます。

横向き

横向きの場合は、横向きになり、下側の腕を背中側に置いて下になっている側に差し込んでいきます。これはより肩甲骨が浮きやすくやりやすいです。叩く時のポジションもバッチリ!楽に効果的に施術できます。

まとめ

やり方を二つ紹介しましたが、他にもやり方があったら是非コメントで教えて下さい。その他新しい施術もあればコメントでお聞かせください。