2021年6月現在、世界的に木材が値上がりしています。
トークセンの価格にも影響が出そうなので、この話題を取り上げてみました。

ウッドショックの原因

アメリカで住宅の着工数が増加した上に、中国での需要も増え、海上輸送のコンテナの不足も増えた為、世界的に値上がりしているようです。
工務店や家具店は、高くても必死にかき集めているらしいです。そのせいか仕入れ値が2割ほど上がり、家具店は販売価格を2割増しにするところもあるようです。

トークセンの値段は上がるか?

マカウッドのトークセン

日本で一番売れているマカウッドのトークセンは、新品が5980円でしたが、コロナ情勢によるタイの空港の閉鎖や、国際便への影響、そしてウッドショックにより、~6800円という状態です。もはや国産と変わらない価格です。マカウッドは東南アジアでメジャーな木材で、住宅にも使われるようです。価格高騰の波は加速する可能性があります。そもそも地球上の木は無計画な伐採によってどんどん減っています。需要があるからと言って、更に伐採するという訳にはいかないのです。
木材の価格はもっともっと高くなる可能性があります。材木の価格が高騰すれば、トークセンの価格も当然高騰します。
「え?ただの木でしょ?」と言う人も多いと思います。100円均一でも売っているし、そこらで適当に使われている物だという認識が多いと思います。
しかし、それこそが価格の高騰している木材で、日本の建築でよく使われている杉や檜(ヒノキ)や松(パイン)です。


トークセンに使われている木材はもっと硬く、元から更に値段の高い木です。

住宅ではそこまで使われないかもしれませんが、家具ではかなり使われています。家具では様々な木材が使われるので、やはり取り合いになると思います。取り合いに慣れば価格が高騰します。

トークセンを購入するなら早めに!

木材が高い、輸入できない。売っている人がいない。
こういう状況ですから、通販などで購入するなら今のうちです。高いと思って後回しにしていると、二度と手に入らないトークセンも出てきます。もう既に購入できなくなったトークセンもあります。
仕事に使うようなしっかりとした製品なら特に今が買いです。
買った後にむしろ価値が上がる可能性すらあります。