トークセンを通販で購入するなら、必ず買っておきたいのが基本の3点セット2点打ちリム(ガーム)、そしてダンベル型リムです。
最近はダンベル型リムの重要性も浸透してきたようで何よりですが、重要なのは分かったけど、何を使っていいか分からないという方が多いようなので、今回はダンベル型のリムを徹底的に比較してみます。

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マカウッドのダンベル型リム

マカウッド製のダンベル型リムは、多くの人が最初に目にするダンベル型リムだと思います。私自身も最初に目にして買ったのはマカウッド製です。これはタイからの輸入品です。ただし、最近は日本で売っていません。輸入もなかなか困難な状態なので仕方ありませんね。

長さ15.5㎝、
両端の直径4.5㎝と5㎝
購入時 4980円

表面がツルツルなので、多分ウレタン塗装です。滑らせて使うのにはウレタン塗装が良いですね。ただ木を使っている感じが薄れます…。
使用感は良いですが、マカウッドのコーンでこのダンベル型を叩くと”非常に音が大きい”です。楽器なら音は大きく出た方がいいでしょうけど、日本でトークセンとして使うなら、どうしても住宅事情を気にしてしまいます。

激安最安値のタイ製

長さ15.5㎝、
両端の直径4.5㎝と5㎝
3480円

タイ製のこの赤いダンベル型は、とにかく安いのが魅力です。入門用には良いかもしれません。
ただし、材質が不明です。おそらく大量生産品なので、問い合わせても何か分かりませんでした。両端が真っ平なのが珍しいかも。

超高級!本カリンのダンベル型リム

長さ15.5㎝、
両端の直径4.5㎝と5㎝
6480円

硬くて、薔薇のような香りもする本カリンを使用した超高級ダンベル型リム。ずっしりと詰まった重みを感じます。音は高く響きます。
ダンベル型リムとしては、必要以上に高級な感じは否めませんが、仕事で使うなら間違いなくこれはおすすめです。
素材の雰囲気をそのまま感じられるオイル&ミツロウ仕上げです。

一番人気メープル

長さ15.5㎝、
両端の直径4.5㎝と5㎝
6480円

一番人気のメープル。一番軽い素材です。大きい割には扱いやすいリムです。オイルとミツロウで仕上げられています。木の感じは残しつつも滑らかなので、滑らせて使うのにも良く、肌目が一番細かいので肌触りも良好です。軽いという個性もあり、その他のバランスは非常に良いリムです。

日本製 樫(かし)のダンベル型リム

長さ15.5㎝、
両端の直径4㎝
3980円

一番バランスが良く、日本の木材ではトップレベルに硬く、重い樫。他のダンベル型よりも若干打面が細い為、使い方も少々変わりますが、おおむね一緒です。指圧系や鍼がメインの施術をしている場合は、面打ちはなかなかハードルが高く感じます。というのは、狭い範囲の刺激が好きだからこそ、その人の施術を受けている可能性が高いからです。特に広い範囲のダンベル型は、良く言えばソフトな刺激で、悪く言えば、ぼんやりとした弱い刺激です。
鍼灸、指圧系の施術家が使いやすいダンベル型リムはこれかもしれません。

チークの珍しい型2点

写真左
長さ17㎝
両端の直径3㎝

写真右
長さ16㎝
両端の直径6㎝

三大銘木のチーク製のこのリムは、現在、日本ではお目にかかれません。
写真左のリムは色々な部位に使えて汎用性がかなり高くなっています。
おすすめは腿裏やふくらはぎでの使用です。腿裏やふくらはぎには打面が丁度良い太さです。
写真右のリムは、お腹用です。これでお腹の施術をして貰うと思いのほか気持ちよくて驚きました。他にも表面をほぐすのに使えますが、何といってもおなかの施術が良いです。

まとめ

私が使ってみた感想で言えば、もちろん本カリンが一押しです。パープルハートと合わせてもいいかなと思っています。香りがするのが本当に珍しいですよね。
実際に使っている頻度で言えば、マカウッドチークかなあ。
高級素材は、丈夫なんだけど、パープルハートも本カリンも出し惜しみしてしまいます。変なところに貧乏性が出ますね。
値段的に気軽に使えるのは、マカウッドとかタイ製です。
施術内容的に使いやすいのは樫。
と言ったところでしょうか。
参考にして頂けたら幸いです。

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