繁栄の象徴・国産木材の王様と呼ばれる高級木材の欅(ケヤキ)。その欅から作られたトークセンのコーン(木槌)とリム(杭)のセットがついに販売が開始されました。今回は欅のトークセンについて解説します。

欅は日本の高級木材 国産トークセンの華

日本で木材の王と言えば欅です。神社仏閣の柱でも使われ、彫刻でも非常に好まれます。彫刻用は比較的柔らかい欅、家具などは硬い欅を使います。欅は見た目が非常に美しいです。オイルや蜜蝋ワックスを塗ると黄金色に輝きます。この美しさは唯一無二の存在です。そして木目の個体差が非常に大きく、必ず一点物になります。

欅の立ち位置は、米で言えばコシヒカリです。
樫の立ち位置は、米で言えばササニシキです。

欅やコシヒカリは、日本の王道中の王道です。樫やササニシキは知る人ぞ知る有能で実用的な存在です。そう考えてみると大体の雰囲気が分かると思います。

欅の扱いは難しいから高級

木材は切ってすぐに使えるわけではありません。何年も乾燥させてから使います。場合によっては10年以上乾燥させることもあるようです。
欅は乾燥の過程で、捻じれたり反ったりと、暴れが起きやすい木材です。例えば家具屋さんでテーブル用に一枚板を注文すれば、数十万円にもなってしまします。今回のトークセンセットはそれだけ高級な木材を使用しているのです。

【画像で見る】欅のトークセンセット

Amazonで販売されている3点セット

非常に美しいですね。Amazonで販売されている3点セットは9800円。今までも欅のトークセンセットは存在していましたが、10000円を楽々と超える価格でした。10000円でおつりがくる値段で欅、しかも日本製。かなりお値打ちだと思います。