本花梨、ブビンガ、パドック、南洋花梨(ケンパス)の花梨系四姉妹がトークセンでデビュー。販売開始となりました。

トークセンを買うのであれば、美しい物を使いたいですよね?私も最初は赤いトークセンに目を惹かれました。しかし、実用性も必要ですし、失敗したくありません。
そんなあなたの為に、赤い色が特徴の花梨系四姉妹のトークセンについて解説していきます。
この記事を読んで頂ければきっとあなたの求めるトークセンに出会えると思います。

この記事の信頼性

筆者について
施術歴15年以上の整体師です。
・西東京市東伏見駅 リラクゼーションサロンゆるりんの店長
・トークセンは実際に使い、自分自身も受けて確認しています。

花梨系一の安定性!南洋花梨ケンパスのトークセンセット

南洋花梨(ケンパス)

 

ケンパスはインドネシアやニュージーランドに分布して南洋花梨(カリン)と呼ばれています。耐久性が強く、粘りがあり、カリン系特有のバラの様な香りがあります。
花梨系四姉妹の中では一番安定しています。よりも素直な性質で、肌目も綺麗で実用性は非常に高くなっています。ケンパスのセットは。ヘッドが四角型のコーンとなっています。

こんな人におすすめ

実用性安定性、そしてコストパフォーマンスを重視する方にはおすすめです。
ヘッドが四角型というのもポイントが高いと思います。
基本的にヘッドは四角型の方が使用する木材の量が多いので高価になります。しかし、ケンパスはお値段据え置きでブビンガやパドックと同じ価格帯に抑えられています。

神宿る木ブビンガのトークセンセット

ブビンガはアフリカに分布していて、巨木に育ちます。現地では巨木を神聖なものとして「神様が宿る木」とされていました。
ギターや和太鼓など、楽器の素材として人気です。重く硬く、カリン系特有のバラの様な香りがあります。

こんな人におすすめ

花梨系なので特色は大体同じですが、ブビンガは、マーブル柄が特徴的です。この見た目の美しさによって、一枚板のテーブルではかなり人気があるようです。
また、このセットには片側の面打ちリムが付いています。
両面打ちの場合は、叩いた時に当たる面が大きく、どうしても音が大きくなります。片面の面打ちは音が抑えられます。
一通り揃えて始めたい方にはお勧めです。

真紅の銘木パドックのトークセンセット

アジアでパドックといえば花梨。基本的に日本でパドックと呼ばれているのはアフリカンパドックです。とにかく赤い見た目が印象的です。日に当たると色が変化して落ち着いたワインレッドの色合いになります。見た目が特殊なだけでなく、肌目も美しく、硬くて丈夫です。楽器にもよく使われているので、トークセンで音も楽しめます。更に花梨系なのでバラのような香りもします。全てにおいて優秀な木材です。
2022年11月現在売り切れています。

『炎のように大胆で、花のように美しい木目』本花梨のトークセンセット

本花梨は伐採禁止の影響により、輸入もほぼ無いようです。
希少性が高いです。重く、硬く、光沢があり美しく大胆な木目が非常に魅力的です。ほのかに甘い香りがします。
仕上げられた本花梨は、ツルツルで滑らかです。世界に二つと無いような個性的な木目。そして、重くて硬くて実用性も備わっています。

細かい節や穴があり、最初は「もしかしてB品か?」と思いましたが、ヤスリ掛けをして蜜蝋ワックスを塗った姿を見ると、節や穴すらも個性だという事が分かりました。
本花梨の節や穴は、他の木とは違い、美しく見えます。正しく銘木という風格です。実物は写真よりも数段美しく見えます。
(写真ではヘッドの木目がただの凹凸に見えますが、実際は平らでツルツルです。)

話を盛っているように感じるかもしれませんが、本当なのです。
実は私も「こんなオドロオドロしい木目で、しかも高くて何が良いのやら…」と思っていました。実際に手にしないと分からないと思います。

こんな人におすすめ

道具にこだわりたい人には絶対のおすすめです。

例えば、お寿司屋さんで食事をする時、明らかに高価でこだわった造りの包丁を使っていて、その包丁で捌いた刺身を出してくれたら嬉しいですよね?

トークセンでも一緒だと思います。特に高齢の方や、詳しい方なら本花梨を使っていると言えば驚かれますし、喜ばれます。
ちなみに私は紫檀と黒檀を使っている事で驚かれました。

まとめ

今回は花梨系トークセンの4種類を紹介しました。今現在、パドックのトークセンセットは売り切れています。
悩んでいるうちに購入されて、再販予定も無いという事で困っている方も何名か見てきました。

本花梨については高価で癖が強いので、ある程度、木について理解がある方でなければ合わない可能性があります。私自身も20種類以上の木材でトークセンを使い分けてみたからこそ本花梨の良さを感じていますが、最初にいきなり本花梨のトークセンセットがあったとして選ぶかといえば選ばなかったでしょう。
良さが分かるなら本花梨は絶対におすすめです。

それぞれがたまたま購入できたものなので、再販があるか未定です。
ケンパスは多分もう木材自体が手に入らないと思います。
購入を希望の方は早めに行動して下さい。