この記事はこんな人にオススメ!

・治療院でトークセンを導入したい。
スクールで習う前にまず使ってみて判断したい。
トークセン専門に変えるつもりはなくて、ワンポイントで使いたい。



トークセンの道具についてまだ全く知らない方はこちらの記事から読んでみて下さい。
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トークセン導入を迷っているセラピストがまず試す為に購入するトークセンセットは何でしょう?とにかくどんなものか購入して試したい。
スクールはそれから考えたい。硬結をほぐす為にあと一手欲しかったけど、トークセンならそれができそう。そんなあなたの為に初心者用で一通りできるセットをご紹介します。

この記事の信頼性

・現役ベテランセラピストが執筆
・整体師としての施術歴15年
・武道・武術歴20年以上
実際に自分が動いて、施術もしてきた上での見解です。安心してご覧下さい。

インディアンローレルの赤いトークセン4点セット

インディアンローレルの赤いトークセン4点セット

最近人気の赤いトークセンセットです。基本の3点だけでなく、ダンベル型の両面打ちリムも入っているので、大抵の事はできてしまいます。
タイ製
素材 インディアンローレル
塗装 ニス仕上げ
(予想)
タイ製だからここまで安くなっています。素材は日本では珍しいインディアンローレルという高級素材です。丸っこくて扱いやすさはあると思います。
ここからはデメリットです。
タイ製なのでいびつな感じはあります。ニス仕上げなので塗装は厚めです。削って手入れをするのはかなり難しいです。
ワンポイントで使うには丁度良いと思います。毎日トークセンだけで2時間も3時間も使う場合、消耗が激しく寿命は短いと思います。

一番売れているマカウッドの3点セット+Y字型の2点打ちリム

タイ製
素材 マカウッド
塗装 ウレタン塗装(予想)

鍼灸師や指圧師にも人気で一番売れているのは、このセットのようです。
Y字型の2点打ちリムで、一線、二線をほぐせば、指圧師の施術は効率が良くなります。
指に負担をかけてまで硬いところをほぐす必要は無く、硬いところを一旦硬い物でアプローチできます。施術が楽になるので治療家生命も伸びると思います。
素材はタイなど東南アジアでは、メジャーな木材のマカウッドです。硬くて重い素材なので、日本で買う場合は高価です。購入できる中では一番安く手に入ります。コスパは良いですが、インディアンローレルと同様で歪みは大きく、当たりハズレがあります。自分で輸入するのは絶対に止めた方が良いです。
ツルツルにコーティングされていてるので、おそらくウレタン塗装です。丈夫な塗装ですが、使用していて塗装部分が痛んでくるとどうなるか不明です。
蜜蝋ワックスとは違い、ヤスリ掛けをして塗装し直すのは大変です。

デメリットはありますが、私はマカウッドを多用しています。布で保護したY字型の2点打ちリムとマカウッドのコーンをかなり頻繁に使っています。マカウッドの点打ちはほぼ使っていないので、布を間に挟んでの使用ばかりです。テロテロしてきたくらいで、ヒビや剥がれはまだありません。
Y字型と組み合わせれば間違いない感じです。
既にセラピストをやっているのであれば、それだけで効果を出せると思います。

拡張性抜群!全て揃えられるウリンのセット


日本製
素材 ウリン
塗装 蜜蝋ワックス

画像のトークセン道具は全てウリンです。様々なコーンとリムを網羅しています。ウリンは100年腐らない木と言われていて、ウッドデッキに使われるような丈夫な木なので耐久性は抜群です。

雨ざらしで100年耐えるので水にも強く、色素が流れ出るものの、多少は洗っても大丈夫です。(洗った後にはワックスやオイルの塗布をして下さい。)
特性として多少のヒビがありますが、日本の職人が製作しているので仕上がりも完璧です。
タイ製はニスを塗っているのにも関わらず、ヤスリ掛けの甘さが隠し切れない状態です。実物を見ると引っ掻き傷の様なものが目立ちます。コーティングをしているので問題はありませんが、気になる人は気にするでしょう。
日本製はそういったものが無く、厚いコーティングをしていないのにツルツルです。レベルは全く違います。多少痛んでもヤスリ掛けをして、塗装をし直せば、完全にダメになるまでずっと使えます。

デメリットは、やはり品切れの多さと、値段の高さですね。画像の道具を全て揃えたら2万円を軽く超えてきます。人気もあるので、リムの種類によってはずっと売り切れです。最初に買うには勇気がいりますよね。ギャンブル的です。

そこで、なるべく安く購入したいという方に朗報です。
以下のnoteというサイトでY字型リムの使い方が学べる記事があります。この記事を980円で購入すると、2000円割引のクーポンコードが入手できます。

クーポンを使用してトークセンを購入できるのはこちら
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あとがき

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。このブログは辞めようかと思っていたのですが、それも勿体無いので続けています。

これってどう考えてもセラピスト向けのブログになっているんですよね。
こんな事をしてどうなるかというと、セラピストからの問い合わせが来るんです。「トークセンを教えて下さい。」とか、「ブログを見て受けに来ました。」とか...う~ん。そこは狙っていないんだよなと思っています。
スクール的な業務はやる予定が無いので、ミスった感じがあります。
(普通に友達になって頂けるならウエルカムです。食事にでも誘って下さい。)

そのやり取りで少し見えてきた事ですけど、しがらみ無しでトークセンを始めたいと思っている人が少なからずいるみたいです。

どういう事かというと、団体に関わりたくないのかな。

トークセンのセラピスト同士で顔を知られて、あの人はまだこれを習っていないからこのレベルじゃないとか、○○まで習っていない人は店で使ってはいけないとか…そういう関係性が嫌な人が結構いるんだと思います。
そんな面倒臭い業界ではないと思いますが、既にできている輪に入るのがなかなか億劫なのでしょう。私もそのタイプです。
スクールの価格もそこそこ高額なので警戒も大きいようです。良い人ばかりなので心配しなくてもいいはず、しっかり学びたい人はスクールで学べばいいです。

敢えて書きますが、海外の人って結構おおらかで本流の技とかはあまり気にしていないようです。流派によって持ち方も道具の形も違います。
だからタイ古式関連は、輪の中に入ってもおおらかですし、独自にやったとしてもおおらかだと思っていいでしょう。

「ほぐれない硬結に一撃入れられたら違うのになあ」
こんな考えで色々探してトークセンを見付けた方も多いと思います。
ツボ押し棒なんかは100円で買えて、学ばずにお店で足つぼに使っても誰も文句は言わないし、何故か何のしがらみもありません。

それを考えると、トークセンになった途端、急にハードルが上がる感じはなくもないです。しかし、不安かもしれませんが、気にせずに始めちゃった方が良いと思います。始める前から気にし過ぎです。

それでも不安な方は、記事をいくつか書いているので他も読んでみて下さい。

P.S できたらコメントを頂けると嬉しいです。
かなり励みになります。
コメントが無いと、自分用のノートに殴り書きをしているような気分になる時があります。それではよろしくお願いします。