トークセンの無料講座を初心者用に始めます。サロンで使おうと思っているプロも、家庭で使う予定のアマもwebスクールのセミナーでまずはやってみましょう。しかし、細かく丁寧に学びたい場合は、一般社団法人 日本トークセン協会での受講をお勧めします。動画もありますのでそちらを参考にされるのもいいと思います。

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トークセンのやり方、使い方がネットに少ない

私は何度も書いていますが、トークセンは原始的な道具です。だからもっと皆さんが気軽に使った方が良いと思います。普通のツボ押し棒と同じレベルで広まって欲しいと思っています。しかし、何しろ情報が少ない。
しっかりと学びたいのならもちろんプロから学んだ方が良いですが、
例えば、日々の食事の為にわざわざ料理教室に通わない人がほとんどなのと一緒で、家庭で普段使いをするとか、プロが施術の一部だけで使うといった内容なら、とにかくやってみるのも有りだと思います。こんな原始的な道具なのに、そこまで最初のハードルを高くする必要があるのか疑問です。
「やってみたいな。でも使い方を知らないとやってはいけないんじゃないか?」
「学ぶにしてもお金が…」
こんな理由で即、諦めるのは勿体ないと思います。是非、とりあえずでやってみて下さい。

必要なトークセンの道具

まずはトークセンの道具が無ければ進められませんので、トークセンを購入しましょう!
最初はローズウッドやマカウッドのトークセンを購入する方が多いですが、音が高く大きいので、住宅事情が気になる方は、音が抑えめな南洋桜のトークセンがお勧めです。以下を参照。

また意外に必須なのがY字リム・2点打ちリムです。ガームという呼び方もあります。使い方は限られてくるのですが、特に考えなくても誰でも一定の効果を出せる上に、プロも導入しやすいのでこれはあった方が良いです。

そしてもう一つ、ダンベル型の両面打ちリムもあった方が良いと思います。打面が広い分当たりもソフトで初心者にこそおすすめなリムです。

 

トークセンの基本的①叩き方

持ち方は色々あるようですけど、自分が力まないような持ち方を模索してみて下さい。
使い方の基本は、コリに当てて叩くだけです。
リム(杭)を当てて、叩きながらスライドさせていく方法もありますが、基本はコリに当ててから叩くと良いです。
リムをゆるく当てて叩くと、叩かれた勢いでグッと入って、コリを突くような感じになります。そうなると痛い上に、奥に響かないという悲しい結末になります。リムを軽く押し付けると硬いところで止まります。その状態で軽く叩くと力を入れずにほぐせます。
初心者が使う場合、叩き方は、同じポイントで叩くか、スライドさせながら叩くかの二種類でいいでしょう。ちなみに受ける人はうつ伏せになりますが、うつ伏せ用のマッサージ枕を使った方が良いと思います。うつ伏せで顔だけ横に向けると、背骨がねじれるのであまりよくありません。
危険な叩き方をしない事だけをまず意識しましょう。間違って背骨自体を強く叩いたりすると危険です。危険さえなければ大雑把で大丈夫です。細かく繊細な施術をしたいのであれば、手で直接刺激すればいいのです。これは何が言いたいかというと、気負い過ぎは良くないという事です。
トークセンの施術の特性として、凄く繊細に細かい施術をするというよりは、割と大雑把に奥へ響かせるイメージが近いです。
ポイントをしっかり定めて、叩くよりもリズミカルにトントンとやった方が特性的に合っていますし、手数が多い分、その方がほぐれると思います。

トークセンの基本的②リムの使い分け

リムは多くの種類がありますが、トークセンの3点セットに入っている点打ちリムと、ライン打ちリム。Y字型リム、そしてダンベル型リムの4種類を使い分ければ大抵の事はできます。

家庭利用にもプロの導入にも最適!Y字型リム・2点打ちリム

初心者に是非使って欲しいのが、Y字型のリム・2点打ちリムです。トークセンの導入を考えているプロにもおすすめです。特に考えなくても使えるというところが最大の魅力です。
プロでない方が家庭で使う場合は、考えずに背骨の両脇を上から下まで叩くだけで無難に一定水準以上の施術が出来ます。
プロが仕事で使う場合は、今までの施術を大きく変えずに導入できます。背骨の両脇を色々な叩き方でじっくり叩いても、5分以内で収まります。
 実は私もこのような使い方を頻繁にしています。元はトークセンの専門サロンではありません。だからトークセンの時間を増やし過ぎると、元の施術のイメージから大きく外れるので経営者としてはリスクがあります。
しかし、背骨周りだけはやっておきたい。やらないよりはやった方が良いという事を経験で分かっています。そうなるとY字型リムは非常に便利です。

大雑把で良くて当たりがソフト!ダンベル型両面打ちリム

ダンベル型のリムも初心者に是非使って欲しいリムです。お腹はダンベル型のリムが一番安全に使えます。腕周りにも使いやすいです。
背骨のきわを狙うには不向きという点以外は、何をするにも無難で安全です。
ただし、刺激が他のリムと比べて弱い分、時間の制限があるプロ場合は、組み立てをしっかりして使わなくてはなりません。

強力だけど、使い方が限られるライン打ちのリム

背骨の際に使うにはかなり良いけど、それ以外の使い方で結構困るのがライン打ちのリムです。施術経験が無い初心者が使うには、少々難易度が高いかもしれません。私も背骨の際以外はあまり使っていません。それでも背骨のきわを施術するのはかなり強力で、その後は圧倒的に背骨周りがほぐれやすくなります。

基本であり究極!点打ちリム

基本の形であり、汎用性が一番高いのが点打ちのリムです。コリの塊(硬結)をほぐすのに便利です。施術では硬結をほぐすのに心血を注ぎますが、トークセンを使うようになってからは、気にせずに施術を進めて、残っているコリは、後で点打ちのリムで叩いてからほぐし直します。
硬結を必死に手でほぐす必要が無くなります。施術のプロでない場合は硬結はほぐしづらいし、手が疲れます。プロだってずっと指に負担をかけていたら疲れます。
無理に指のみにする必要が無いのは精神的にも楽です。指が届かないような奥のコリでも振動は簡単に届きます。

まとめ

何でもそうですが、トークセンで大事なのはまず安全におこなう事です。無理に強く叩いたり、危険な部位を叩いたりしなければ、ある程度は大丈夫なので、色々試してみて下さい。まずはやってみる事が大切です。
特に家庭で使う場合は、手を使って疲れない為に道具を使う訳ですから、気軽にどんどん使って下さい。
プロの方もどんどん使って臨床を取ってみて下さい。スタッフ同士でやってみて感想を言い合うのもいいです。東京でトークセンを始めた者同士で技術交流会とかもできたらいいですけどね。

P.S トークセンの素材は木です。木は価値が下がりづらいです。削れば見た目は戻るからでしょう。使わなくてもただのガラクタにはなりません。

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